腸脛靱帯炎/武庫之荘・整骨院
2023/04/13
腸脛靱帯炎
主に長時間のランニングなどを行った際のオーバーユース(使い過ぎ)によって、膝の外側の骨(大腿骨の外側上顆)と腸脛靱帯がこすれる摩擦によって炎症が生じ膝関節外側上部に疼痛が発生します。
必ずしもランニング動作で生じるとは限りませんが、マラソンなどの長距離ランナーに好発するためランナー膝と呼ばれることもあります。
また内反膝(O脚)の方は腸脛靱帯が外側上顆を押し付ける強さが強いため、内反膝は発生要因の1つと考えられています。
検査としては、膝関節屈曲位で腸脛靱帯を圧迫しながら膝関節を伸展させると炎症部位(大腿骨外側上部)に疼痛が誘発される徒手検査などがあります。
腸脛靱帯炎について基本的には保存療法となります。
痛みが出た際、運動量を減らす、もしくは痛みが強い場合運動を中止するなどの安静が重要です。
他にも筋力強化や腸脛靱帯のストレッチ、筋膜リリースなど物理療法も有効です。
ランニングなどの際の膝の不調が気になるという方はお気軽にご相談ください。
武庫之荘駅から徒歩3分
くわえ鍼灸整骨院