フィードフォワード作用/武庫之荘・整骨院
2022/09/15
肩を上に挙げたり、伸ばしたり、横に挙げる動作では体幹筋の活動が生じます。
肩を動かす前に先行して、体幹筋が活動する事をフィードフォワード作用といいます。
肩を上に挙げたり、横に挙げる動作では、大腰筋(PM)腰方形筋(QL)腹横筋(TrA)のフィードフォワード活性化が挙げている肩の対側の方で生じ、
肩を伸ばす動作では、腹横筋(TrA)腹直筋(RA)外腹斜筋(EO)内腹斜筋(IO)がフィードフォワード活性化を生じる事が分かっています。
つまり、肩の動きが悪いなと感じる方は、体幹筋からの力の伝達が上手くいっていない可能性があります。
また、右の肩を曲げて、左の肩を伸ばすといった肩の動きでは右の腹横筋(TrA)と内腹斜筋(IO)の活性化が必要で、その逆の右肩を伸ばして、左肩を曲げる動作では右の多裂筋(MF)と外腹斜筋(EO)が必要になっていると分かっています。
肩を曲げると肩を伸ばすのような非対称的な肩の往復運動(例:スプリントやランニング)では、左右の体幹の回転が代わる代わる起こり、したがって、体幹の回旋強化は肩の運動の促進例になる事が分かっています。
また体幹筋のトレーニングは肩の機能を促進する事が分かっています。
当院では治療と併用してトレーニングスペースを使った運動指導を行い、根本的治癒を目指しております。
肩や、その他のお悩みがございましたらご相談ください。
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くわえ鍼灸整骨院