オスグッド/武庫之荘・整骨院

 

オスグッド

 

オスグッドは太ももの前面にある大腿四頭筋(大腿直筋、中間広筋、外側広筋、内側広筋)の使いすぎや柔軟性の低下によって大腿四頭筋が付着部する膝のお皿の下にある脛骨粗面を引っ張りすぎることで成長軟骨を剥離させてしまい、痛みや腫れが起こる疾患です。

 

 

大腿四頭筋は膝を伸ばす時に使う筋肉で、サッカーやバスケットボール、バレーボールなど膝への負担が大きいスポーツ種目で多くみられます。

 

 

また、子どもの骨は、やわらかい骨から硬い骨へと成長する過程にあり、どうしても不安定な状態です。

そこに過剰な運動による負荷が加わることで大腿四頭筋が付着している骨(脛骨粗面)が引っ張られ剥離してくることから成長期の子供に誘発されやすい疾患です。

 

・脛骨粗面が突出してくる
・運動すると脛骨粗面が痛む
・脛骨粗面が赤くなったり熱感がある

 

このような症状が出てきたらオスグッドになっている可能性が高いのですぐに医療機器や整骨院に相談するようにしてください。

 

 

オスグッドになってしまった時にはいくつか対処もあります。

 

・大腿四頭筋のストレッチ
筋緊張が強い状態では状態が悪化していく一方です。オスグッドの原因になる大腿四頭筋のストレッチをしてあげることで筋緊張を緩和し症状を抑えることができます。

 

・オスグッドバンド
オスグッドバンドとは大腿四頭筋が脛骨粗面に付着する手前のところでバンドで縛ることで付着部の牽引を出来るだけ抑え症状を緩和するサポーターのことです。

 

このようなセルフケアなどを行うことで治癒を早めることができます。

 

オスグッドにならないためにもストレッチや治療院でのケアをしっかり行いましょう。

 

武庫之荘駅から徒歩３分

くわえ鍼灸整骨院