上腕骨小頭離断性骨軟骨炎(OCD)/武庫之荘・整骨院
2022/08/08
上腕骨小頭離断性骨軟骨炎(OCD)
上腕骨小頭離断性骨軟骨炎(OCD) とは10代前半のオーバーヘッドスポーツ(野球など)を行なっている男の子に多くみられる怪我です。
有病率は1〜3%といわれ、100人に1人は発症しているとされています。
野球を行なっている子供に多く発症するので野球肘とも言われ、子供に多くみられますが、実は、成長が止まった成人でもみられることがあります。
子供が発症するものを若年性OCDといい、成長が止まった成人で発症するものを成人OCDといいます。
OCDは上腕骨小頭と呼ばれる、肘の部分の骨が投球動作によって、繰り返し機械的なストレスを受けることによって、骨が剥がれる事をOCDといいます。
OCDは初期症状が見られることが少なく、投球時の肘外測部の痛みなどの症状が出現すれば、重症化しているケースが多くなります。
そして、症状の進行度合いによって、手術をするのか、しないのかの判断を行いますが、レントゲン、CT、MRIを用いてICRS分類という評価を元に判断します。
早期発見が重要なカギとなっておりますが、症状もないのに何をすれば発見する事ができると思いますか?
レントゲンやCTやMRIといった病院にいかなければ行う事ができない検査も大事ですが、実は、そのような検査よりもエコーといった、超音波を使用して検査するものが優れた結果を残すという事が判明されています。
当院では、様々な徒手検査やエコーを用いて患者様に合った治療と運動療法を指導しております。
肘や身体のことでお悩みがございましたら当院へご相談ください。
武庫之荘駅から徒歩3分
くわえ鍼灸整骨院