SLAP損傷/武庫之荘・整骨院
2022/06/20
SLAP損傷
SLAP損傷は、野球やバレーボールなどの頭の上で手や腕を動かすスポーツにおいて投球動作やアタック動作などを反復することによって上腕二頭筋長頭腱に負荷がかかり、関節唇の付着部が剥がれてしまう状態を指します。
肩の外転、いわゆる腕がしなる時や、投球時の肩、体幹、股関節が最大限しなってから、ボールが手から離れて投球動作が終わるまでの段階、つまりフォロースルーで上腕二頭筋が引っ張られる力によって起こります。
そのほか、スライディングで手をついて捻ってしまった場合にも起こる可能性があります。
自覚症状として、肩関節内の引っかかり、肩関節の不安定感、痛みがあります。
患部安静のみで競技復帰できたとしても、良好な動作や機能が獲得していなければ、再発する可能性があります。
肩甲骨周囲の柔軟性・筋力の低下や、普段の姿勢の悪さから猫背などの背骨の問題があります。
また肩甲骨の位置が本来よりも離れたり下がったりしていることにより負担が掛かってしまうということが原因として挙げられます。
肩関節周辺のインナーマッスルのトレーニング、ストレッチ、姿勢矯正が症状改善、再発防止、予防に効果的であると考えられます。
当院では、治療だけでなく、患部周辺の筋肉や、全身の筋肉を効果的に使えるように、パーソナルトレーニングによって早期の競技復帰、再発防止、予防をお手伝いします。
武庫之荘から徒歩3分
くわえ鍼灸整骨院