免疫力をあげるツボ / 武庫之荘・鍼灸整骨院
2020/03/17
今回は免疫力をあげるツボについてです。
現在、新型コロナウイルスによる世界的混乱状態が続いていますが
今自分たちに出来ることは免疫力をあげてコロナウイルスの感染を防ぐことが大切だと思います。
そこで登場するのが「足三里」というツボです。
足三里は、昔から免疫力をあげるツボとして知られています。
・足三里の場所
①まずは自分の膝のお皿の骨の一番下を探します。(少しくぼんでいる場所)
②次にそのお皿の一番下に、指を4本(人さし指~小指)並べます。
※人さし指~小指の幅は3寸といわれています。(同身寸法といいます)これで、足三里の高さが決まります。
③ ②の高さで、スネ(骨)の外側の筋肉の上に取ります。(おおよそ指一本分くらい外側)
この場所を押さえてツボに刺激を加えるだけでも効果は得れます。
10秒間グっと押さえましょう。1日2回 朝起きて動き出す前と、寝る前に刺激を入れるとよいと思います。
慣れてきた方は、ツボ押しからセルフのお灸に切り替えれるとより効果的です。
またこの足三里のツボには俳人松尾芭蕉さんの『おくのほそ道』にて
「三里のつぼに灸をすえて旅支度をはじめる」と詠ったことも有名です。
「健脚(足の状態を整える)」作用があるともいわれ、松尾芭蕉が長旅で足が疲れないようにお灸をしていたことがわかります。
足三里はこの他にも胃腸の調子を整えたり
万能なツボでもありますのでこのツボを使って健康な身体つくりをしてみてくださいね。